お洒落と食べることが大好き
ミセス画報
竹下先生の「弁当の日」
2012-11-30-Fri  CATEGORY: 行事
今日は、次女の高校で文化講演会がありました。

去年は「アロマ」にまつわるお話のあれこれだったな、

そして今年は「食育」
教職をリタイアされた竹下和夫氏は全国で食育の講演活動を
なさっています。

教職時代には、「弁当の日」というのをつくり
小学校5,6年生対象で、
月1回を年に5回実施なさっていたそうです。


冒頭は、5歳の娘を残して乳癌で逝った安武千恵さんのお話から
始まりました。



~はなちゃんと千恵さんのはなし~

千恵さんが25歳の時、乳癌でありことが分かりました。
乳癌の手術の後、奇跡的な妊娠、そして出産。

はなちゃんが生まれました。

育児に励む千恵さんに癌が再発、そして余命を知らされました。

千恵さんは思いを綴りました…



「命がけで生んだ娘は5歳になりました。
今は娘のお陰で命を伸ばさせて貰っています。

娘の卒園式まで、
娘の卒業式まで、
娘の結婚式まで、
娘の子供が産まれるまで、
出来る限り命を伸ばしたいものです。

天から私達のところへやって来た宝物だから、
十数年後には社会へお返しできるように
心を込めて育てなければ…

癌であろうとなかろうと死ぬ順番は私が先に決まっています。
逆になったらいけない。

だとすると心残りがないように死ななければなりません。

私がいなくなったあと、
娘は生きる上で必須科目の家事はできるだろうか?

今、娘に出来ること、

洗濯をし、洗濯物をたたむ。
風呂洗い、
靴並べ
掃除、
保育園の支度、
タンスの整理、
自分の服の管理、

一番大切な料理は分かっていてもついつい危ないから…
自分がした方が早いからと、理由を付けてまだやらせていない。

今後の私の課題です。

母は決めました。

5歳になった次の日から朝食を作ってもらいます。

日々祈るのです。
旦那と娘が朝、「行って来ます!」と
出掛けたあと「ただいま!」と
元気に帰ってくること。

ガン友達が今日も元気でいられること、
すべての人が幸せでありますように。


やすたけちえ



竹下先生の講演の最中も、今こうして文字を目で追っていても
涙が止まりません。



竹下先生は、
「食事の支度」それは男であろうと女であろうと
出来なくてはいけないことだと。


その竹下先生が平成14年に滝沢小学校の卒業生に贈った言葉が
ありますので、紹介します。


「食事を作ることの大変さが分かり、家族を有り難く思った人は優しい人です。

手順よく出来た人は、給料を貰える仕事に就いた時にも仕事の段取りのいい人です。

食材が揃わなかったり、調理を失敗したリしたとき献立の変更が出来た人は工夫できる人です。

友達や家族の調理の様子を見て技を一つでも盗めた人は自分の感性を磨ける人です。

旬の野菜の魚の、色彩、香り、感触、味わいを楽しめた人は、心豊かな人です。

一粒の米、一個の野菜、一本の大根の中にも「命」を感じた人は思いやりのある人です。

スーパーの棚に並んだ食材の値段や賞味期限や原材料や産地を確認できた人は、賢い人です。

食材が弁当箱に納まるまでの道のりにたくさんの働く人を思い描けた人は想像力のある人です。

自分の弁当を「美味しい」と感じ、「嬉しい」と思った人は、幸せな人生が送れる人です。

シャケの切り身に、生きていた姿を想像して「ごめん」と言えた人は、情け深い人です。

登下校の道すがら、稲や野菜が育っていくのを嬉しく感じた人は、慈しむ心のある人です。

「あるもので作る」「できたものを食べる」ことができた人は、たくましい人です。

「弁当の日」で仲間が増えた人、友達を見直した人は、人とともに生きていける人です。

調理をしながら、トレイやパックのゴミの多さに驚いた人は、社会を良くしていける人です。

中国野菜の値段の低さを不思議に思った人は、世界を良くしていける人です。

自分が作った料理を喜んで食べる家族を見るのが好きな人は、人に好かれる人です。

家族が手伝ってくれそうになるのを断れた人は、独り立ちしていく力のある人です。

「いただきます」「ごちそうさま」が言えた人は、感謝の気持ちを忘れない人です。

家族が揃って食事をすることを楽しいと感じた人は、家族の愛に包まれた人です。


竹下先生はこんな気持ちで、こんな人に成長して欲しいと
願いながら「弁当の日」に取り組まれました。


共感するところが多すぎてまたしても涙が止まらない私です。

娘達の小学生時代はとっくに過ぎてしましましたが…
反省点はいくつもあります。

長女は、大人の包丁を使うのを嫌がりませんでしたが
次女は子供がおとなの真似をすることを好ましく思って
いないところがあって、

例えば七五三用(5歳の時)の着物以外のドレスを選ぶ時も
ロングドレスは子供だから着たくなかったし、
お箸も子供用の小さいサイズを持ちたがりました。

包丁もしかりで、
小学校低学年の時に自分用の包丁がほしいと言いました。



週一利用している戸別宅配のカタログで見つけた
コレです
tonton.jpg

これでいろんなものを切りたがりました。

私もリクエストに応えてどーぞどーぞと
お遊びのような感覚でさせていましたけど、
愚かな母親(私)は、せっかく興味を持ったお手伝いを
そのうち見過ごすようになり、
直ぐに元のピアノの練習が最優先の生活に戻ってしまいました。


ピアノと算盤の習いごとと
子供はやはり外で遊ぶのも大事なので
学習塾に行かせないのがせめてものゆとり。

マンションの規定は
楽器の演奏は朝10時から夜8時までと限られていて
外から帰ってきたらお手伝いより何はさておきピアノの練習と
なってしまうワケです。

平日は無理にしても
週末を上手く利用するとか出来たかもしれません。

千恵さんも言われてたように、
自分がした方が早いからなんですよね。

大学生になった長女は、
時々自分でお弁当を作ります。

お弁当を作って初めてその大変さに気付いたようで、
この頃では、毎朝

`お弁当ありがとう’

って言ってくれるようになりました(^^)

娘の作る卵焼きは、卵焼きというより
`卵凝固だね~これ’っていつも笑ってますけどッ。

いつまでも卵凝固ではいけないので
いろんな意味で、
これからはもうちょっと娘達を鍛えるつもりです(笑)!




最近週末は夫とともにキッチンに立つことが増えました。

彼は将来、イクジイ(育爺)になりたいそうです。
そのために。

娘達に充分してやれなかったことなど
心に思うところがあるのでしょうか?

夫曰く、

`箸の上げ下ろしから、食べ物の大切さや
キャッチボールの仕方からサッカーから…
全部教えてやりたいんだ’

って言ってます。

なんかサッカーとかキャッチボールとか、
男の子限定(笑)?



つい脱線しました。



話をもとにもどしましょう。
先生の講演の後、本の出版会があり、




私はこの本にしました。
takeshita.jpg

サインも頂いて。





トモコさんは、
edamon.jpg

枝元なほみさんの「ひとりでお弁当を作ろう」





そしてミドリさんが、
弁当の日

「できる!を伸ばす弁当の日」

一通り読んであとで読みまわします。

それぞれ息子、娘達を通じてね。

次女は高3ですから、
こんな高校の文化講演会も今回で最後。

今日の事柄は、
これからの私のテーマにしたいと思います(^^)/





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